昔話・民話・伝承(海外)
古代ローマの百科事典ともいえる、プリニウスの『博物誌』。全37巻に及ぶ膨大な記述は、地理や自然科学、薬学など多岐にわたります。1世紀の古代ローマで書かれたものなので、すべてが科学的に正しい内容ではなく、現代のわれわれから見ると、不思議だったり…
プリニウスの博物誌の内容と構成をざっくりご紹介。全37巻の構成とそれぞれの内容/古代ローマの百科事典、地理から自然科学、薬学から変な生き物や怪物まで
プリニウスの博物誌とは? いつ書かれた/どんな本なのか/古代ローマの百科事典?/歴史の中でどのようにして現在に伝わったのか/江戸時代の日本にも伝わっていたプリニウスの博物誌
古代ギリシア・ローマには謎に満ちたシルフィウムという植物画ありました。美味しい調味料で薬草でもあったシルフィウムはどの植物のことだったのか、その正体について考察します。
古代ギリシア・ローマの謎多き薬草シルフィウムについて、古代の文献を基にどのように利用されてきたかを考察。
古代地中海世界にはシルフィウムという謎に満ちた植物がありました。 ある時は薬草として、またある時は調味料として珍重され、あまりに価値が高かった為、一世紀中頃には取り尽くされて絶滅し、最後の1本が皇帝に贈られ、その後姿を消したと言われています…
ローマのモザイク画に何度も描かれるテーマ「伊勢エビとタコの戦い」これは一体何を意味しているのでしょうか?アリストテレスはどう関係している?ウツボとの関係は?三すくみか三角関係か、それとも共生か、現実の生態との比較、考察
オリンピックの起源が古代ギリシャの祭典、オリュンピア祭であった事は誰もがご存知と思います。では、勝者に贈られるものは何だったでしょうか? 金メダル? 賞金? 実はオリュンピア祭の勝者に贈られるのは、オリーブの枝で編んだ冠でした。 月桂樹の冠と勘違…
爽やかな季節です。スーパーの店頭にもエンドウ豆がたくさん並んでいます。旬ですね。 ところで、「ツタンカーメンのエンドウ」をご存知の方も多いと思います。さやが紫色をしたエンドウ豆です。中の豆は普通の緑色ですが、豆ごはんにするとごはんがお赤飯の…
大きな口に長くたなびく背ビレ。全身をぐるり取り囲むようにとげが囲み、その真ん中に目を引く黒い紋様。絶大なインパクトのある御姿の魚、マトウダイ。 漢字では「馬頭鯛」と書きます。この魚の口は摂餌の際に大きく前方に伸びます。その顔が馬のようだから…
フランスでルジェ(rouget)と呼ばれる魚があります。名前から予想出来る通り、赤味がかった色が美しい魚で、フランス料理の高級食材です。これはヒメジの仲間のストライプド・レッド・マレットという魚です。 (ちなみにrouget poissonで検索をかけると、様…