2024-01-01から1年間の記事一覧
古代ローマの博物学者プリニウスの日々の生活はとても個性的なものでした。勉強時間以外は時間の浪費だと、少しの時間でもありとあらゆる手を使って読書し、執筆したのでした。
古代ローマの博物学者プリニウスの生涯について解説します。合計102巻にも及ぶ著作はいつ書かれたのか、どのような公職や軍務に就いたのか、そしてその壮絶な最期について。
古代ローマでは雌豚の希少部位が好まれました。乳房、胃袋、子宮などです。古代ローマの豚の子宮を使った料理を文献に基づいて再現し、試食してみました。
古代ローマの豚肉の加工品について/様々な種類のソーセージ、ファルキミナ、ボテルス、ルカニカ、オメンタタ、イシキア/大カトーのハムの作り方/ベーコンを用いた神々に捧げる儀式
古代ローマで豚がいかに愛されたか、それは数々の記録から伺えます。今回も、豚と古代ローマというテーマにまつわるエピソードの数々を紹介していきたいと思います。
古代ローマで最もよく利用された家畜の肉は豚肉でした。豚の家畜化の歴史と、数ある家畜の中から古代ローマでは豚が好まれた理由を解説します。
古代ローマ料理「豚の脳と卵のパテ」を資料に基づいて再現・調理・試食してみた
古代ローマの饗宴、そのメニュー構成とは/3部構成と7部構成/どんな料理が食べられたのか
古代ローマのテーブルマナー/手づかみで食べる?/スプーンや取り皿/食事中のオナラやげっぷ/食べては吐くのか?
古代ローマの饗宴は席順が厳格に決められていた?身分や立場によって上座、下座がある/「影」と呼ばれる人々/パラシートゥス(食客)とは
古代ローマの饗宴はどんな服装で出席する?/男性の正装はトガ/女性はどのような服装をすべきか
古代ローマ料理「鶏肉のパルティア風」シルフィウムの産地だったローマの隣国パルティアにちなんでこの名がつけられました。 シルフィウムからとれた調味料ラーセルをふんだんに使っています。
古代ギリシア・ローマには謎に満ちたシルフィウムという植物画ありました。美味しい調味料で薬草でもあったシルフィウムはどの植物のことだったのか、その正体について考察します。
古代ローマの料理ではラーセルという調味料が風味の決め手であると珍重されてきました。 しかし、ローマ人が好んだこの植物は1世紀の終わりには絶滅してしまい、その代用品が隣国パルティアから輸入されるようになります。
古代ギリシア・ローマの謎多き薬草シルフィウムについて、古代の文献を基にどのように利用されてきたかを考察。
古代地中海世界にはシルフィウムという謎に満ちた植物がありました。 ある時は薬草として、またある時は調味料として珍重され、あまりに価値が高かった為、一世紀中頃には取り尽くされて絶滅し、最後の1本が皇帝に贈られ、その後姿を消したと言われています…
古代ローマ料理/豚肉のワインソース煮を参考文献『アピキウスの料理書』に基づいて再現しています/古代ローマの庶民が大好きだった麦のお粥をさらに美味しくするこの料理、味は実はハヤシライスに似ている?
古代ローマ風のお粥を炊いてみた /再現古代ローマ料理/スペルト小麦の粥