にゃこめしの食材博物記

YouTubeチャンネル「古代ローマ食堂へようこそ」の中の人のブログ。古代ローマの食文化についての記事を中心に、様々な歴史や食文化について調べて書いているブログです。

2024-01-01から1年間の記事一覧

博物学者プリニウス(2)面白すぎる生活

古代ローマの博物学者プリニウスの日々の生活はとても個性的なものでした。勉強時間以外は時間の浪費だと、少しの時間でもありとあらゆる手を使って読書し、執筆したのでした。

博物学者プリニウス(1)その生涯について

古代ローマの博物学者プリニウスの生涯について解説します。合計102巻にも及ぶ著作はいつ書かれたのか、どのような公職や軍務に就いたのか、そしてその壮絶な最期について。

再現!古代ローマ料理 豚の子宮のソーセージ風

古代ローマでは雌豚の希少部位が好まれました。乳房、胃袋、子宮などです。古代ローマの豚の子宮を使った料理を文献に基づいて再現し、試食してみました。

古代ローマと豚(3)…肉加工品ソーセージ、ハム、ベーコン

古代ローマの豚肉の加工品について/様々な種類のソーセージ、ファルキミナ、ボテルス、ルカニカ、オメンタタ、イシキア/大カトーのハムの作り方/ベーコンを用いた神々に捧げる儀式

古代ローマと豚(2)…メス豚への歪んだ愛情

古代ローマで豚がいかに愛されたか、それは数々の記録から伺えます。今回も、豚と古代ローマというテーマにまつわるエピソードの数々を紹介していきたいと思います。

古代ローマ人と豚…(1)選ばれし家畜、豚

古代ローマで最もよく利用された家畜の肉は豚肉でした。豚の家畜化の歴史と、数ある家畜の中から古代ローマでは豚が好まれた理由を解説します。

古代ローマ料理「豚の脳みそのパテ風」資料に基づいた再現レシピ

古代ローマ料理「豚の脳と卵のパテ」を資料に基づいて再現・調理・試食してみた

古代ローマの饗宴…メニュー構成と料理

古代ローマの饗宴、そのメニュー構成とは/3部構成と7部構成/どんな料理が食べられたのか

古代ローマの饗宴に招待されたら3…テーブルマナー

古代ローマのテーブルマナー/手づかみで食べる?/スプーンや取り皿/食事中のオナラやげっぷ/食べては吐くのか?

古代ローマの饗宴に招待されたら2…席順

古代ローマの饗宴は席順が厳格に決められていた?身分や立場によって上座、下座がある/「影」と呼ばれる人々/パラシートゥス(食客)とは

古代ローマの饗宴に招待されたら1…服装、ドレスコード

古代ローマの饗宴はどんな服装で出席する?/男性の正装はトガ/女性はどのような服装をすべきか

古代ローマ料理、鶏肉のパルティア風

古代ローマ料理「鶏肉のパルティア風」シルフィウムの産地だったローマの隣国パルティアにちなんでこの名がつけられました。 シルフィウムからとれた調味料ラーセルをふんだんに使っています。

古代地中海世界の謎多き植物シルフィウムの正体

古代ギリシア・ローマには謎に満ちたシルフィウムという植物画ありました。美味しい調味料で薬草でもあったシルフィウムはどの植物のことだったのか、その正体について考察します。

未だ謎が残る古代ローマの調味料ラーセル

古代ローマの料理ではラーセルという調味料が風味の決め手であると珍重されてきました。 しかし、ローマ人が好んだこの植物は1世紀の終わりには絶滅してしまい、その代用品が隣国パルティアから輸入されるようになります。

シルフィウムという薬草…古代ローマの万能薬で堕胎薬

古代ギリシア・ローマの謎多き薬草シルフィウムについて、古代の文献を基にどのように利用されてきたかを考察。

不思議な植物シルフィウムの話

古代地中海世界にはシルフィウムという謎に満ちた植物がありました。 ある時は薬草として、またある時は調味料として珍重され、あまりに価値が高かった為、一世紀中頃には取り尽くされて絶滅し、最後の1本が皇帝に贈られ、その後姿を消したと言われています…

古代ローマの豚肉のワインソース煮を文献に基づいて料理して再現、試食。

古代ローマ料理/豚肉のワインソース煮を参考文献『アピキウスの料理書』に基づいて再現しています/古代ローマの庶民が大好きだった麦のお粥をさらに美味しくするこの料理、味は実はハヤシライスに似ている?

古代ローマ人とお粥

古代ローマ風のお粥を炊いてみた /再現古代ローマ料理/スペルト小麦の粥